椿のブログ

問題を解くのが趣味の人。実用性はそっちのけでまったり考えるのが好きです。

ナッシュ均衡

おはようございます。椿です。

 

さて、ブログを始めて2日目、テーマ別の投稿としては初めてとなります。

 

プロフィールのところに書いた通り、

曜日ごとにテーマを決めて投稿していこうと思っています。

土曜日の今日は「経済のこと」です。

 

最初に断っておきたいのは、自分は経済学ド素人ということです。

経済学について講義を受けたことはないですし、調べたこともありません。

今調べながら記事を書いているという状態です。

ということで、詳しい方からすれば何を言っているんだと思うことが

たくさんあると思いますが、お付き合いいただけると光栄です。

 

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では、本題へ。

経済についての本を準備のために読もうかと考えていたのに、

まだ、買いにも行けていないので今回は検索でひっかかった用語について。

 

ナッシュ均衡

 

経済に全く関わってこなかった人間としてはまったく初耳の言葉です。

経済が家庭・会社・政府の3つの要素から成り立ち、その間でのお金の流れを指す、

というのはさっき調べてわかった経済の概念でした。

この「ナッシュ均衡」という言葉は、経済の3要素のうち会社に関わる経営学の用語みたいですね。

均衡っていうからには何かが釣り合っているんだろうな。

ナッシュは考えた人の名前かな?

またはナッシュという外国語があってその意味に由来しているのかな?

知識0状態ではこんな感じでした。

 

では、まず定義から。

dictionary.goo.ne.jp

だそうです。

 

ナッシュは人の名前説が正解でしたね。

 

次に自分なりの言葉で解釈してみたいと思います。

綱引きを想定します。

辞書の説明は複数人を想定しているので真ん中で一つになっている放射線状に枝分かれした綱を想像してください。

綱引きで考えられる「他プレーヤーに対して考えられる最適の戦略」とは全力で綱を引っ張る、という戦略一択だと思います。

もし「自分1人だけ別の選択」をする、すなわち力を緩める、と間違いなく綱引きには負けてしまいます。

これは「より低い利得しか得ることはできない状態」に相当します。

その結果、各プレーヤーは綱を全力で引っ張ったまま膠着状態となります。

これが

「各プレーヤーはあえて違った戦略をとらずに、現状に留まろうとすることが多い。これが「均衡」と表現される所以である」

という辞書の説明と同じ状態であると考えます。

この考え方では綱を全力で引っ張る、というのが「ナッシュ均衡戦略」にあたります。

確かに絞り込みが簡単な選択肢ですね。

綱引きでは最良の選択はほぼ一つに絞られますがもっと複雑な実際の経営戦略では、たしかに複数の「ナッシュ均衡戦略」が存在するのも理解できます。

 

では、なぜこのような言葉が経営学の辞書に載っているのでしょうか?

経営が安定しているとき、その会社がとっている経営状態を「ナッシュ均衡戦略」と言うことができます。

競争と事業拡大が求められる資本主義の社会では「ナッシュ均衡」のままでいることは好まれません。これを打破するのに、「ナッシュ均衡戦略」の分析が必要とされるんじゃないでしょうか。

 

*まとめ*

・「ナッシュ均衡」は他のプレーヤーの戦略を想定して、自分が最適な戦略をとっている状態のこと。

・それぞれが「ナッシュ均衡」に基づいた戦略をとった場合、それぞれの関係は膠着状態となる。

・企業として成長するには「ナッシュ均衡戦略」以外の戦略をとる必要があるが、それは不利益を被る可能性もはらむ。

・企業の成長戦略を考えるうえで「ナッシュ均衡戦略」の分析が有用になるのでは…?

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今回はここまでです。

全くなじみのない分野にほぼ勉強せぬまま飛び込んでしまったのでなんとも稚拙な文章になってしまいました。

精進していきたいです。

そもそも「経済学」と「経営学」の違いが判らなくなっています。

来週はそのことについて調べてみようかなと考えています。